「伝統工法で建てた家」第5回目
OS16「根曲りの木で組む家」
完 成 :2007年4月
延床面積:106.56㎡(32.17坪)
総工事費:1,976万円(地盤改良工事、薪ストーブ、設計監理料すべて含む)
建主のこだわり
・木材は親が持っている山の木を使いたい
・浴室は作り付けにして自分でタイルを貼りたい
・リビングはできるだけ仕切りを付けないで吹き抜けにしたい
・できるだけ大きな梁を見せたい
・薪ストーブがほしい
・家の内壁はすべて珪藻土で自分で塗りたい
・天窓や吹き抜けの上部に窓をたくさんつけて明るくしたい
・小さな和室を一つほしい
・建具は作り付けで取っ手には流木を付けたい
・洗面台はカウンター収納棚など作り付けにしたい
・小さくてもいいのでウッドデッキがほしい
・小さなバルコニーをつけてほしい
伝統工法の特徴
・木材の墨付けと加工
・建方、上棟
・根曲りの梁を組む
・差し口と梁り組み
木は年月を重ねて乾燥することで強度が増します。さらに木が湿度を吸うことでの調質効果や、木の持っている温度による断熱効果もあります。さらに、伝統技術によって、地震の力を吸収して外へ逃がす作用があります。
また、木に囲まれた空間は住む人にとって居心地が良い空間となります。
伝統工法ができる大工は数少なく、貴重な存在に。
木を熟知し、家づくりを熟知した大工だからこそできる熟練の家づくりの工法となります。
伝統工法で家づくりを考えたいお客様は、まずはお気軽にk-1工房までお問い合わせください。